プログラム/Program

「土の節」 2009年6月12日(金)~14日(日)

※8月火の節、10月水の節、2月空の節の詳細はその都度チラシ、HPでお知らせします。
※プログラムは変更となる場合があります。また、会場の明記がないものは後日発表。最新情報は、ウェブサイトにてご確認下さい。


6月12日(金)

09:00 田植えのための準備「苗とり」
4月に種をまいた苗を、田植えがしやすいよう小分けの束にしていく作業。



18:00 「宵みやの集会」
世話人:田中泯 ゲストあり
祭りの前夜、ゲストを招き、食事をとりながら皆で語り合います。歴史を紐解く愉快な語りに、ぜひご参加下さい。


6月13日(土)

苗とり09:00 田植えのための準備「苗とり」
前日に引き続き、田植えの準備。



櫻井郁也13:30 おどり 櫻井郁也
【コメント】白州で踊るたび、霧のように細かい音の粒が、身体に落ちてくるのを感じる。生物や人の暮らしのエコーか。ひとつひとつ、音は力をもって降り注ぐ。 それらと身体がこすれ合って動きが生まれ、消える。エネルギーが分解されてゆくように、体の奥に凍り付いた感情も、妄想も、バラバラとこわれてゆく。心の武装解除が進んでゆく。根っこがさらけだされてゆく。そして、季節と生物の大きなひろがりに呑み込まれてゆく。ひとつの風景になってゆく。 白州で踊るたび、わが身もひとつの命であると振り返る。6月の空に土に、全身で出会いたいと思う。

【プロフィール】1964年、奈良に生まれる。日大芸術学部映画学科卒。笠井叡に師事、作品アシスタントを経て、初のダンス作品「深き淵より− 霧 / 雨ノ木」を発表。97 年、美術の櫻井恵美子と共に「十字舎房(cross-section)」を設立。以後、フェスティバルなどの他、 毎年自主公演を継続。2006年、ポルトガル2都市にて 招待公演、ワークショップを行う。公演活動の他 に、オイリュトミー・舞踏などのクラス開催、NHK での番組振付、専門学校での指導など。「ダンス白州」への参加は、5回目。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/juuji/



菊地びよ15:00 おどり 菊地びよ
【コメント】水がはられた田の土地はやはり魅力的です。
農という継続した営みからこの日を迎えられることを感じると、日々身体と向き合い作業されている桃花村のメンバーと、もっと話しをさせてもらいたくなりました。
初体験の田植えです。

【プロフィール】その場の背景をひも解くことや、そこにともに在るということに関心を持ち、身体を試行錯誤させている。
ソロ活動とともに舞踏舎<ココ●テン>、body dialogue space体和舎を主宰。
美術や詩、音楽等のアーティストとのコラボレーションや日常的な場でのパフォーマンスも行う。
http://wind.ap.teacup.com/biyo/



黄秀彦17:00 朝鮮民謡 黄秀彦(ファン・スオン)公演
会場:芸能舞台
1949年東京生まれの在日朝鮮人二世。朝鮮半島の民謡と農楽打楽器奏者。朝鮮農楽チームでの活動とともに、「在日」や「労働」をテーマに歌い続ける。水道屋として日々働きながら独自のライヴ表現を続けている。
http://livebloomin.web.fc2.com/hwang_suon.html



武内靖彦20:00 武内靖彦 田中泯 二人の舞踏会「ひとりからだ」
自主舞踏公演(シリーズ・光と闇の教室、重力の都、素型原寸考など)を軸に、海外招待公演、国内フェスティバル、プロデュース作品など多数参加する武内靖彦と、長年の友人でもある田中泯による公演。


6月14日(日)

吉田敬洋08:00 「田んぼドロム」
吉田敬洋(鬼太鼓座) 田中泯(ダンス)

会場:田圃
いよいよ田植えの朝、田圃に、太鼓の音とダンスで号令。



お田植え09:00 お田植え
全員一列に並び、苗を植えていく昔ながらの手植え。泥と格闘し、からだ全体で様々な思いをめぐらせる貴重な時間。



11:00 韓国農楽 朝鮮農楽チーム「ケグリ」公演
会場:田圃
朝鮮に古くから伝わる伝統芸能「農楽」。農民たちの豊作祈願や、豊作を祝う祭りにて、時には仕事の疲れを癒すため、打楽器を打ち鳴らし、体を踊らせる。
※ケグリは韓国語で「カエル」の意味


永六輔12:00 大昼食会 「永六輔 こころ語り」
聞き手:田中泯 会場:田圃
午前の農事を終え、お昼は全員で田圃にて。その後、永六輔さんの語りを、青空のもとのんびりと。



佐成哲夫15:00 おどり 佐成哲夫「土と空のあいだ」
【コメント】6月白州にて、踊っているときに限らず流れの中でどんな瞬間に立ち会えるのか、楽しみです。

【プロフィール】1996年多摩美術大学卒業。役者を目指すが徐々にダンスに導かれ1995年頃よりダンスの創作を始める。SPAC振付コンクール2001最優秀賞受賞。以降、ダンス白州、なぱフェス(那須)DIdance(ソウル)など様々な場でのソロパフォーマンスを中心に活動。最近はdance and madia japan との共同製作での作品創りに取り組んでいる。



上村なおか16:30 おどり 上村なおか
【コメント】今年は初めての6月の白州です。いつも夏に訪れる度に、そこにいたる までの時間や力の気配を強く感じ、そこで踊る事ができる喜びに感謝せずにはいられませんでした。確かに息づいているもの、そしてつながっていくものの間に身を置く事ができたらいいな、と思います。

【プロフィール】身体の発見と冒険をキーワードに'95年より自作ソロダンスを発表。国内外で他ジャンルのアーティストとの協働作業やワークショップ、振付や共作にも果敢に挑んでいる。
http://www.naoka.jp



鬼太鼓座18:00 鬼太鼓座公演「風の運河」
会場:森の舞台
1969年に田耕(でんたがやす)の発案により佐渡で結成された創作和太鼓衆。昨年に引き続き、鬼太鼓座による野外公演。土の節最後の夜を締めくくる太鼓の音が響く。
http://www.ondekoza.com/


 

●子供の体験疎開

期間=6/12~6/14、8/1~8/23、10/16~10/18、2010年2月中旬(3日間)
定員=常時25名余 対象=小2(応相談)~中2
参加料=1日あたり2千円(宿泊・食費込)1日から参加可
リーダー=田中 立ほか
<お問い合わせ先> 担当:田中 立
Email:ryu_tanaka_tokason(at)yahoo.co.jp
※(at)を@に変更して送信して下さい
TEL:090-9334-6493
親から離れた生活、大人と一緒に仕事をし、くたくたになるまで遊ぶ。今年は四節になったダンス白州。年間通しての農作業と遊び。体験疎開専用の畑を準備してお待ちしております。(父兄にはダンス白州ご理解のため、支援会員に入って頂きます)

<次回予告>
夏の「火の節」は、8月8日(土)からのワークショップウィークを経て、14日(金)~16日(日)の日程で開催!

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土の節 チラシ表面(680KB, JPEG)

チラシ表

土の節 チラシ中面(1.2MB, JPEG)