8月13日(水)

●ソロダンス()内はパートナーとその役割
14:00 前芝尚子(白州の自然や大地)
17:00 ピチェ・クランチェン(タイ)
※発行済みチラシに掲載済みの時間帯から変更となりましたのでご注意下さい。

<ダンスを話そう!>ソロダンス立会人: 國吉和子(舞踊研究・評論)、宇野邦一(立教大学教授、現代思想)

前芝尚子

前芝尚子|Naoko Maeshiba

<プロフィール>
ダンサー、演出家。ハワイ大学演劇舞踊科卒。アメリカ在住。1993年から95年まで白州で田中泯に師事。1997年から、文化、場所、記憶の接触から生まれる 'displacement' をテーマに独自のダンスシアター。近年ソロダンサーとして様々なジャンルのアーティストと国内外で活動。2006年、ボルチモアで実験音楽祭 'High zero festival' に、2007年、ポーランドで国際ニューメディア祭 'Moving closer' に参加。

<コメント>
自分の踊りの原点である白州に再び帰ることができて、とても嬉しいです。

<パートナー:白州の自然や大地>

ピチェ・クランチェン|Pichet Klunchun

<プロフィール>
16歳から「コーン(仮面舞踊劇)」を学び、大学で学位取得後に、コンテンポラリーダンスに取り組む。タイを代表する振付家・ダンサーとして、国内外の数多くのフェスティバル等で活躍している。

<コメント>
タイの古典舞踊家にとって、伝統的な枠組みから離れ、いま現在を生きるにはどうすればよいか、そのことを私は問い続けています。「コーン(仮面舞踊劇)」の舞踊家である私は、そのパフォーマンスを象徴する「仮面」をぬぎ、そして、コーンが常に表現してきた「物語」を演じるのをやめ、伝統的でない方法でパフォーマンスする方法を追求してきました。全ての出来事が、疑問をもちそれに答えることで起こったと言えます。

『The Bathing Ceremony of Phaya Chattan』
<Phaya Chattan>とは神話上の象の王であり、それは仏陀の前世を表わしたものである。
Phaya Chattanの清めの儀式が、身体と精神と魂を浄化する。

 

■20:00 会場:森の舞台
ロシアTUVA共和国 アンドレイ・モングーシュ(喉歌ホーメイ、伝統弦楽器イギル)ソロ公演

アンドレイ・モングーシュ

アンドレイ・モングーシュ|Andrei Mongush

1976年12月11日生れ。祖父母の放牧の手伝いをしている時、彼は13歳で喉歌ホーメイを知り、はじめる1991年に農業大学に一度入学するも、その頃、多数の喉自慢で優勝。プロの歌手を目指す。モングンオール・オンダールらと若手ホーメイグループ、チルギルチンを結成。トゥバの民族楽器と喉歌ホーメイをつぶさに研究。ホーメイ教育の学位を取得。1997年まで国立音楽学校でホーメイ教育にあたる。2000年に、大阪の大規模な民族音楽祭「ワッショイ2000」、「妻有アートトリエンナーレ」に参加するために、来日。2003年5月には、世界ツアーをする人気グループHuun Huur Tuに参加する。伝統楽器イギルの演奏は神業ともいうべき次元の響きを持っている。作曲も精力的に行うなど、トゥバ民謡に新しい息吹を与えている。

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